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孤高の原チャリ
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まずこのバイク、大きい。
とてもじゃないが「原チャリ」には見えない。
立派な車格と本格的な造りの車体後部に白い市町村ナンバーが付いているのは違和感絶大である。
イグニッションスイッチを入れ、スターターボタンを押すとエンジンはあっけなく始動した。「パランパラン」という小排気量2サイクル独特の排気音が吐き出される。弱々しい(笑)
跨がってクラッチをミートするが、3〜4千回転でミートしても加速しない。大柄な車体に惑わされていたがコレは「原付」なのである。気を取り直して回転を上げ気味に乗ると、6〜7千回転あたりでパワーバンドに入る。途端に「パイ〜ン!」という勇ましい排気音を奏でながら一気にレッドゾーンまで吹け上がる。
あわててシフトアップ、すぐにレッドゾーン。またシフトアップ、すぐにレッド・・・
2サイクルのサウンドを聞きながら全開加速する俺、まるでGPライダー。
スピードメーターに目を遣ると・・・「70km」
あれだけ一生懸命加速して「70km」?(笑)
そのままサーキットの400mストレートの中盤で6速までシフトアップ、メーターの針は目盛が無い場所にあり速度はわからないが、おそらく100km弱?エンジンは吹けきり悲鳴を上げるが車体は全然余裕なのでライダーも平和そのもの。エンジンに車体が完全に勝っている、これはギア比をもうすこしロングに振ればもっと楽しく走れそうだ。
ハンドリングはラージホイールなので普通のバイクと変わらないし、車体剛性も充分なのでコーナーを攻め込むのも非常に楽しい。軽量な車体を活かして低・中速のワインディングではスポーツライディングが楽しめるだろう。
エンジンを思い切り回して走っても絶対的スピードが出ないので、危険度も低くストレスも溜まることがないが、それでいてパワーバンドを外せば途端に加速は鈍くなるという難しさもあるRS50はまさにスポーツバイクの資質充分、エントリ−モデルにしておくにはもったいない大人のスポーツバイクと言える。
注:試乗車にはマロッシ21mmキャブ、Arrow製チャンバーが装着されています。
画像のカラーリングはスティーブオリジナル、ライダーは弊社代表・山下で
身長180cmです。 |
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