その1:怒濤のトルク感
乗り出してインパクトを受けるのはなんといってもそのトルク感。
4,000から9,000rpmまでのトルク感はハンパじゃない、かつて乗ったことのあるバイクではヤマハの空冷FJ1200を思いだした。 例えば180キロから6速ホ−ルドのまま加速するようなシチュエーションでは、何よりも速い。デジタル表示のスピ−ドメーターが まるでスロットマシンのように回転しながら上昇する。 しかしそのような場合にも異例に前方へ搭載されたエンジン位置のおかげで常に安定している。
これだけのトルクのあるバイクだと不用意にアクセルを開けると簡単にウイリーしてしまいそうだが、 フロントから荷重が抜けたような感じも無く、安心して全開し、怒濤の加速を味わうことが出来る。
これならば0-400(ゼロヨン)にエントリ−しても結構いけるかもしれない!!
その2:ハンドリング
バーハンドルによるアップライトポジションであるが、
車体構成をトルナードと同じくするため、街乗りネイキッドという
イメージは微塵も無い。例の大トルクを活かしてゴリゴリと加速し
ブレーキングからコーナーへ進入、倒し込みはかなり軽い。
リアタイヤは190/50-17という極太サイズを履くが、意識せず
自然に乗る事ができる。やはりフロントタイヤがしっかり仕事している
印象はトルナードと変わらずあり、スーパースポーツ譲りの
車体・足回りと相まって安心してコーナリングを楽しむことができる。
その3:ワインディングで
3気筒エンジンのフィールはツインのトルク感と4気筒のパワー感
のそれぞれ良いとこ取り、高めのギアで流している時でも
スロットルを大きく捻ればスムーズに加速でき、回転の上昇に
伴ってパワー感も盛り上がっていく。レッドゾーン
ギリギリまで回さず少し手前でシフトするのが速い。
ワインディングでも充分使い切る楽しみが味わえそうだ。
(が、とんでもないスピードになっているだろう)
TNTの後ろを走るライダーも注意しなければならない。
灯火類が視認性に優れながらも小型に抑えられているため、
太いサイレンサーの存在感が抜群で、真後ろから見ると
ライダーはサイレンサーの上に座っているように見える。
これまでに無いスタイルに見とれてしまうのは間違いない。
続く